識者が見た“現実的な序列” 新天地での岡本和真、村上宗隆の最適打順は?

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 岡本のほうは、メジャーのスカウトの間でも「村上ほど伸びしろはない代わり、計算は立つ」と見られていた。村上より年俸は安い代わりに契約期間が長かったのも、そうした評価を反映したものだ。

 予想成績は打率.230~.250、本塁打は最多で25本、打点は村上と同程度の70~75と出ている。OPSも7割台後半とほぼ同じくらいだ。この数字だと優勝を狙うチームで上位を打つには物足りないため、6番以降の下位がふさわしい。各種媒体の予想オーダーでも概ね「7番・三塁」に挙げられている。

 ブルージェイズ打線では「1番・DH」のジョージ・スプリンガー、「3番・一塁」のブラディミル・ゲレロ・ジュニア、「9番・遊撃」のアンドレス・ヒメネスがほぼ確実。その他の打順とポジションは、昨年もそうだったように流動的になると思われる。出塁率が高くはない岡本が2番に入る可能性は低いが、それ以外の打順ならどこでも、それこそゲレロの後ろの4番だってあり得なくはない。メジャーでは日本ほど「4番」を過大に重要視せず、ブルージェイズでも昨年は8人が入れ替わり立ち代わり4番に入っていた。好調であれば「巨人の4番」が「メジャーの4番」を打つかもしれない。

 もっとも、ブルージェイズには三塁を守れる選手が多い。昨年のポストシーズンで新記録の30安打を放ったアーニー・クレメントは、今季は正二塁手の予定だが、昨年最も多く守ったのは三塁(89試合)。また昨年はチーム3位の21本塁打で、今季は右翼を守る構想のアディソン・バージャーも三塁で91試合出ていた。

 控え野手の層も厚いとあって、岡本としては早めに結果を出さないと、4番どころか出場機会そのものが減ってしまいかねない。村上に関してはその点の心配はあまりないけれども、三塁ではなく強打者のポジションである一塁で起用された場合は、求められる打撃成績のハードルは高くなる。

 シーズンが終わる頃、二人の打順は下位のままか、それとも予想以上の成績を収めて中軸に上がっているだろうか。日本のファンとしてはもちろん、後者になっていることを期待したい。

[文:出野哲也]

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