西武・松井稼頭央監督が電撃休養 渡辺久信GMの監督代行が「最適解」な理由

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 同年4月30日、西武ドーム。レオ打線がホークスの投手陣に3死球を浴びる事態になりました。前日から含め5死球を受けた瞬間、渡辺監督は周囲の制止も振り切ってベンチを飛び出し、球界のレジェンド・王監督に詰め寄り、強い口調で抗議したのです。

「この姿を見た西武ナインは渡辺監督のもと、一致団結。日本シリーズでは巨人の倒して日本一に輝いた。選手思いでチーム思い。普段は穏やかなジェントルマンですが、闘争心を前面に押し出すところは、今の西武に最も必要な部分かもしれません」(前述のデスク)

 一方で、選手たちには正々堂々とした「戦いざま」を求め、いくらベテランといえども「チームより個人」という姿勢が見えたら、容赦しないとの声もあります。前述のデスクはこうまとめます。

「必死に一生懸命、チームのためにがんばる選手にはチャンスを与えますが、自分のことしか考えていないような選手はファームに落とします。いい意味での緊張感を与えて、再建に取り組むのではないでしょうか」

 自腹でチームスタッフにご馳走するなど、裏方への強い感謝も忘れなかった渡辺GM。借金15からの立て直しには、「最適解」のキャスティングと言えそうです。その手腕に注目が集まります。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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