今オフ、移籍市場はベテラン外野手に注目か 「日本ハム32歳、元首位打者」「DeNA32歳、チームを引っ張るガッツマン」
松本剛は22年に首位打者にも輝いた(C)産経新聞社
今オフの移籍市場で注目となっているのは外野手枠にもある。
何といっても大きな注目を集めているのは今季国内FA権を取得した阪神のリードオフマン、近本光司が権利を行使するか。虎のプリンスとして、今季も32盗塁で4年連続6度目の盗塁王のタイトルを獲得、CSファイナルSでも初戦で圧巻の三盗を成功させるなど、持ち味でチームを盛り立ててきたとあって、仮に移籍市場に出てくれば争奪戦となることは間違いない。
チームでは昨年も主軸の大山悠輔が権利を行使、他球団の話を聞いた上で残留を決めた例もあるだけに、背番号5がどういった判断を下していくのか。
またシーズンが終了したばかりの日本ハムでは松本剛がFAイヤーとなる。22年には打率.347で首位打者にも輝いた。たくみなバットコントロールで知られる安打製造機も今季は66試合で打率.188と自身の目指す成績は残せていない。
一方、チームでは外野布陣は水谷瞬、万波中正、矢沢宏太、五十幡亮汰、今川優馬、浅間大基など伸び盛りの若手がしのぎを削っている。新庄剛志監督も復活を期待する背番号7は自身の去就判断をどう決めていくか。
ほかにも昨年ゴールデン・グラブにも輝き、高い守備力で知られる楽天、辰己涼介もFAイヤーとなる。俊足巧打、センターラインを固められる選手はどの球団も求めているとあって、注目となる。
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