日本一チームから流出も? FA戦線目玉の一人 争奪戦必至の"隠れキーマン" DeNA29歳外野手が「評価高まる理由」
レギュラーシーズンは139試合に出場、打率「.273」、リーグトップの34二塁打、8本塁打、62打点をマーク。迎えたCSファイナルS第1戦でも相手エースの戸郷翔征から先制ソロを放つなど、存在感を示した。
また佐野といえば、今秋に行われる「プレミア12」でも侍ジャパンに初選出されたことも話題を集めた。同僚の牧秀悟とともに選出と国際舞台でもDeNAの強力打線が存在感を示せるか、注目となる。
過去にはキャプテンも務めるなど、責任感も強く、野球に真摯に向き合う姿勢も評価されている。若手野手が多いチームにおいてはこういった側面も獲得への材料となりそうだ。
一方、所属のDeNAにおいては外野陣は梶原昂希、日本シリーズMVPの桑原将志、蝦名達夫、関根大気、また今季入団した度会隆輝と豊富な人材を誇る。チームに必要な人材であることは間違いないが、佐野は昨オフに複数年契約を提示されるも単年契約を選択したいきさつもあり、去就判断が注目される。
佐野が宣言となれば有力な左打者がFA市場に少ないとあって、争奪戦必至とも見られている。
11月には侍ジャパンとして「プレミア12」の戦いも控える。慌ただしいシーズンの中でどんな決断を下すのか。今後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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