「どの球種、速さでも同じスイングができる」 近藤健介が語る大谷翔平の"凄み" 打撃技術のたくみさを解説
日本ハムの先輩であるダルビッシュ有が語っていたとされる「何をしてるかが大事」という言葉を引用しつつ、「本当プロ1年目から、今の姿を想像しながら練習していたと思います」とキッパリ。今季「50-50」を達成など人々の想像を超える活躍を常に果たしてきた大谷は入団当初から目指すべき姿をしっかり持っていたとした。
その上で高木氏から大谷のバッティング技術について聞かれると「もちろんパワーだとか技術が高い」としながら、メジャー投手の速球に対応するにあたって、通常の選手ならば「速いボールになると体が力む」ところを、「力んで動かそうと思っても、思い描いたような動きができるのがすごい」とした。
ハイアベレージを残し続ける近藤にしても速球の対応時には体が起き上がったりなど、悪い癖が出るとしながら、大谷は力感なくスイングでき、「体を扱えて、どの球種、速さでも同じスイングができているのが1番じゃないですかね」とコンスタントに成績を残している理由を分析した。
メジャーに渡って日本時代よりさらに体を鍛え、大きくなった。パワーアップした体でも「あれだけ(体が)大きくて、扱えている、技術が高い」と絶賛してみせた。動画内ではほかにもソフトバンクと古巣日本ハムの育成法の違いについても触れている。
このたび、真美子夫人の妊娠も発表した大谷。2024シーズンは自身にとってもドジャース移籍1年目にして世界一を達成、MVPを受賞と華々しいシーズンとなった。そこに至るには同僚が語るように裏で絶え間ない努力の積み重ねがあったことは間違いない。新たに家族が増え、迎える2025年の活躍も楽しみにしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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