【日本ハム】今季8試合登板 わずか1勝のサブマリン…”恩師”である指揮官のため巻き返しを目指す

タグ: , , , 2024/11/29

鈴木は今季1勝に終わった(C)産経新聞社

 今季大躍進を遂げた日本ハム。中でも目立ったのは、新たな戦力の台頭だ。野手では水谷瞬、郡司裕也、水野達稀といったフレッシュな顔ぶれの活躍も目立った。

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 開幕早々に上位に躍り出ると、交流戦で一時沈んだものの、夏場以降も勢いを落とさず、レギュラーシーズンを新庄剛志政権下では初となる2位フィニッシュ。CSファイナルステージまで進むなど、充実したシーズンとなった。

 一方、その裏で、悔しいシーズンを過ごした選手もいる。鈴木健矢もその1人だろう。昨年はキャリアハイとなる6勝をマーク。先発、中継ぎとしてチームの勝利に貢献した。

 先発ローテーション入りを目指した5年目の今季は、春先のキャンプで行われた紅白戦からアピールを続け、3月9日のオープン戦(静岡)では5回を投げ無失点とアピールに成功した。

 しかし今季は投手陣充実もあり、先発ローテ―ションはし烈な争いが続いた。開幕は中継ぎスタートから始まった。

 初の先発の舞台がめぐってきたのは4月25日の楽天戦(モバイルパーク)。4回を投げ2失点。翌週の5月3日のオリックス戦(京セラ)では6回途中無失点の好投で今季初勝利を挙げた。

 その後は再びリリーフに戻り一軍とファームの行き来が続いた。6月6日の広島戦(マツダ)で再度先発のチャンスが回ってきたが、初回に末包昇大に2ランを浴びるなど、5回3失点で敗戦投手に。これが今季最後の1軍登板となった。

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