キム・ヘソンはPS“出場ゼロ”も「野球人生において大きな助けとなる」韓国メディア称賛「集中力を失わずに徹底的に準備している」
ポストシーズンでのキム・ヘソンの姿勢を韓国メディアが称えた(C)Getty Images
ドジャースは2年連続のワールドシリーズ進出を決めたが、韓国プロ野球から今季加入したキム・ヘソンはロースター入りを果たしているものの、ポストシーズンではフィリーズとの地区シリーズ第4戦に代走で1試合出場したのみとなっている。
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韓国メディア『SPOTV NEWS』は「『出場ゼロなのに』キム・ヘソンはチームのことだけを考えるバカなのか?」と題した記事を掲載。「守備や打撃は行わず、走塁プレーのみで10分にも満たない時間だった。サヨナラの得点という強い印象は残したものの、選手としては物足りなさを感じるのは当然のことだろう。結局、リーグ優勝決定シリーズでもロースターには入ったが、出場はゼロだった」と伝えている。
同メディアは「どの選手も試合に出たいと思っている。公には口に出さなくても、出場したくない選手はいない。このような舞台であればなおさらだ。キム・ヘソンはKBOリーグでプレーしていた頃、常に主力選手であり、ポストシーズンも当然、ベンチではなくグラウンドで経験してきた」とした。
「表に出さなくても表情がこわばることもあるだろう」と26歳の心情を慮ったが、「キム・ヘソンにはそのような気配が全くない。むしろ、黙々とベンチで拍手を送り、いつ投入されるかわからない状況に備えて、集中力を失わずに徹底的に準備している」と、ひたむきな姿勢を称えていた。






