同僚キム・ヘソンが証言 中0日投球を実現させた山本由伸の“休日”「自分が練習をしに行くと、もう彼がいるんだ」
25年1月に複数球団の争奪戦の末にドジャース入りを果たしたキム・ヘソン。入団以来、山本とは「同じアジア人で、年齢も近いので、たくさん話をしている。ドジャースの中では一番親しいと思う」と明かす26歳は、日本人右腕への憧れを口にした。
「彼からは学ぶことばかりだけど、何よりも常に安定していること。一日も休まずに同じことを毎日続けているので本当に凄いと思う。KBO(韓国プロ野球)は6日間試合をして1日は休みがあるけど、MLBは10日に1日しか休めないこともある。でも、そういう中日に球場へ自分が練習をしに行くと、もう彼がいる。山本はトレーニングを始めているんだ」
山本が中0日での連投を実現させた理由を説いたキム・ヘソンは、さらに「あれほど凄くて、上手い選手がコツコツと努力する姿を見るとモチベーションになる」と吐露。今季の自身はマイナー降格も経験し、ポストシーズンでも代走や守備固めなど“脇役的”な役割に奔走し、出番も限られた。それでも「もちろん野球人としてちょっとの悔しさはある。でも野球は9人しか出られない。そういうスポーツ。自分は与えられた仕事をやるだけだった」と告白。ルーキーイヤーを「あまり失望はしていない」と総括した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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