「戦力にならないなんて言わせない」浮上する“トレード説” キム・ヘソンに「真のチャンスを与えるべきだ」専門メディアが主張
キム・ヘソンにチャンスを与えるべきと専門メディアが主張した(C)Getty Images
ドジャースの今オフの補強策について、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』が言及している。
同メディアは「ドジャースは過剰なまでの補強を行うチームだが、机上の計算で本当に必要なのは外野手であるにもかかわらず、内野手を加える選択肢を排除していないようだ。主に二塁を守るユーティリティプレイヤーであるカージナルスのブレンダン・ドノバンに興味を示していることがその証拠だ」と記した。
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そんな中「ドジャースは不要な内野手を獲得するのではなく、2026年こそキム・ヘソンに真のチャンスを与えるべきだ」と主張している。
キム・ヘソンは本来は二塁、遊撃、中堅を守れる選手だが、KBO(韓国プロ野球)時代には三塁や両翼の外野も経験していると伝えると、「契約した時点で、ドジャースも彼に長打力を期待していたわけではないはずだ。しかし、下位打線にミゲル・ロハスらではなくキムが入ることで、打順が1番に戻った際、ショウヘイ・オオタニにより多くの打点のチャンスをもたらしたのは事実だ」と指摘している。
記事では「もしドジャースがドノバンやスティーブン・クワン(ガーディアンズ外野手)を獲得すれば、キムはトレードされる可能性が高いだろう。しかし、ろくにチャンスも与えなかったのに、わずか1シーズンで彼を見限る必要があるのか」と、トレード説も浮上する状況で疑問を呈した。





