トレード検討は「当然」 NY記者が論じたメッツの計画、そして千賀滉大の厳しき現況「交渉対象になっているのは間違いない」
メッツの事情を伝えた『MLB Trade Rumors』は「怪我からの復帰に苦労していること、そして1月に33歳になるという事実が、彼の将来に疑問を投げかけている」とした上で、「球団から信頼が低下しているセンガのトレードは検討する価値があると言える。今は獲得を狙う球団にとって魅力的な存在のままだ」と論じた。
無論、地元メディアでも千賀のトレードは「ポジティブ」と評されている。メッツの試合中継も担っているスポーツ専門局『SNY』のアンディ・マルティーノ記者は「センガがトレード交渉の対象になっているのは間違いない」と断言。そして、放出の流れは「当然起こりえるものだった」とも論じている。
「リーグ全体でセンガへの関心が高まっているのは、彼に残された将来性と、絶好調時の活躍ぶりを目の当たりにしてきたからだ。ここ2年間のパフォーマンスを考えると、球団にとっても、本人にとっても、状況を変えるべきだと考えるのは当然の流れだ。
放出が合理的に動く場合がある。彼のトレードは確定ではないが、メッツの先発ローテーションには多くの変動要素があり、球団は、センガの退団が全体的な改革の一環となると計画している。トレード先を見つけることは問題にならないだろう」
残り3年4300万ドル(球団オプションを含む)の契約が残されている千賀。決して安いとは言えない金額だけに買い手は限られそうだが、果たしてトレード市場でどこまでの評価が下されるのか。兎にも角にも32歳にとって変化の冬となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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