千賀滉大が示した“変わらぬ忠誠心” それでも「メッツが希望を尊重するわけではない」という現実
千賀は残留を望んでいるが…(C)Gety Images
今オフ、メッツからトレード放出の可能性が囁かれる千賀滉大が、チーム残留への想いを示したと報じられている。米誌『The Athletic』が現地時間11月30日の記事の中で、日本人右腕が引き続き来季もメッツでプレーすることを望んでいると伝えた。
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千賀はメッツで3シーズンを過ごしてきた中で、1年目の2023年は先発ローテーションの一角としてフル稼働し12勝をマークしたものの、昨季は肩やふくらはぎの故障で長期欠場を強いられた。今季も前半戦ではエース級の働きを見せたが、6月にハムストリングを故障。およそ1か月後に戦列復帰を果たすも打ち込まれるマウンドが目立ち、故障前に記録した7勝から白星を積み上げられなかった。
シーズン最終盤にはマイナー行きも受け入れ調整を試みたものの、再びメジャーのマウンドを踏むことなく、千賀は3シーズン目を終えている。また、残り2年の契約を残す中で、シーズン終了後より千賀の名前はトレード要員として挙がるなど、去就が話題となっていた。
『The Athletic』の記事で千賀のメッツ残留への意思が明らかとなると、その報道には米メディア『Sports Illustrated』も反応。「コウダイ・センガ、メッツでの将来についての希望を明かす」と銘打ったトピックを配信している。






