千賀滉大が示した“変わらぬ忠誠心” それでも「メッツが希望を尊重するわけではない」という現実
その中で同メディアは、現在の千賀について、「2025年の苦戦から、多くの人は、彼がニューヨーク以外で再スタートする方が互いにメリットがあると考えている。また、複数の報道によれば、メッツのフロントオフィスも今冬のトレードに前向きである可能性がある」と置かれている境遇を説明。
続けて、「だが、それはセンガがクイーンズを離れたいという意味ではない」と主張する。その上で、報じられているメッツ残留への想いについて触れながら、「もちろん、センガがトレードを望まないからといって、メッツがその希望を必ず尊重するわけではない。しかし、彼が残留を望む姿勢は、チームに対する彼の思いの強さを示している」と指摘。
同メディアは、千賀が契約にマイナー降格を拒否できるオプションがあったにも関わらず、シーズン終盤に戦列を離れる決断をしたと振り返り、「彼はチームのために最善を尽くすため、マイナーへの降格を受け入れた。この最新の報道も、彼のニューヨークに対する忠誠心が変わらないことを示している」などと読み解いている。
現地メディアが関心を向けることとなった千賀のメッツへの熱意は、球団フロントに届くのだろうか。胸中が明らかになった日本人右腕の動向は、今後もストーブリーグの大きな話題となっていくのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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