千賀滉大、怪我を生んだミスの味方主砲を責めず 指揮官が明かした“エースの言葉”「彼には気にするなと言ってくれ」
ただ、千賀はアロンソのミスを責めるようなことはなかったという。むしろ32歳は、味方の胸中を慮っていた。試合後にメッツの地元放送局『SNY』などのインタビューに応じたカルロス・メンドーサ監督は、こう明かしている。
「センガはクラブハウスに戻ってから、通訳を通して我々にこういった。『ジャンプをする一歩前に違和感を覚えたんだ。だからピートには気にするなと言ってくれ』とね。ああいうことは本当によく起こり得ることなんだ。不運だが、仕方がない。怪我はどんな時も起こる。彼のことは気の毒に思うが、他の誰かが私たちを気の毒に思うことはない」
地元メディアも千賀同様に「本当に最悪の気分だ」と気落ちするアロンソを追及はしなかった。『SNY』は「彼がどれほど落ち込んでいるか、あのプレーがどれだけ辛いものかはひしひしと伝わっている」と寄り添った。
果たして、千賀はどれだけの離脱を余儀なくされるのか。無事の回復をファンは待っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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