「可能性あるね」今オフもTG争奪戦勃発か FAの目玉、阪神30歳外野手をめぐって球界OBの考察 「丸は2年契約終わったんでしょ?」
さらに宣言すれば、獲得に動きそうな球団に関しても目を向けた。
「これ、巨人の丸は2年契約の2年終わったんでしょ?」と、今季で変動契約の2年が終わる巨人の丸佳浩に目を向けながら、丸に関しては「パフォーマンス落ちているってわけじゃないんですけど」としながら、「パフォーマンスの移り変わりは現実あるわけじゃないですか」とコメント。今季は90試合に出場、打率.267、6本塁打、26打点。
走攻守にすぐれた選手として長くチームを支えてきたエイトマンも、来季で37歳シーズンとなる。年齢を重ねてきたこともあり、「そう思ったらよく似たタイプの脂のっている選手といえば近本じゃない?」として、「(獲得に動く)可能性あるね」と仮に近本が宣言すれば、触手を伸ばす可能性もあるとした。
動画内ではほかのFA選手の去就に関しても語っている。
レギュラーシーズン3位に終わった巨人は今季リーグ1位の阪神に大きく差をつけられた。センターラインを固められず、チームの大事なリードオフマンも結局、固定できずに終わったとあって、虎のプリンスは補強ポイントに合致する。
近本は今季も32盗塁で4年連続6度目の盗塁王と衰えぬ足も大きな武器となる。プロ7年間で通算打率.288と高いアベレージを誇り、球界を代表するスラッガーの1人だ。
阪神にとっても長くチームを支えてきた背番号5の流出は何としても避けたいところ。ただ昨年もチームでは大山悠輔のFA権行使をめぐって、結局宣言残留となったが、巨人相手にし烈な争奪戦をくり広げた経緯もある。
果たしてまもなく始まるFA戦線で今季はどんなドラマが生まれるのか。引き続き、各選手の去就に注目が集まっていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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