【阪神】大山残留は果たしたものの来オフも再び?…チームを悩ませる「次の大物FA問題」
近本は入団以来、主力としてチームを支えてきた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神が来季再びV奪回を目指す上で、FA宣言を行い去就が注目されていた大山悠輔の残留は何より朗報となった。
昨年38年ぶりの日本一に輝いたシーズンでは全試合4番を務めた。右打者として7年連続2桁本塁打をマーク、選球眼にも優れ「つなぎの4番」としてもしっかり役割を果たしていたことで、藤川球児新監督にとってもまずは一安心といえるかもしれない。
【関連記事】「阪神大山FA残留」にG党安堵の理由 人的補償で猛虎へ有望若手流出のリスク回避へ
ただチームにおいては来年以降も続々と"大物"のFA問題が控えている。
まず来季はチームが誇るリードオフマン、近本光司のFAイヤーとなっている。
社会人大阪ガスから18年のドラ1入団。ルーキーイヤーから盗塁王のタイトルを獲得と頭角を現すと、21年には最多安打のタイトルも獲得。昨季は129試合に出場、打率・285、8本塁打、54打点、28盗塁を記録。1番、近本、2番、中野拓夢の1,2番コンビが足をからめて攻撃に結びつけたことで日本一達成の立役者ともいわれた。
すでに球団もFAイヤーの前年となる今オフの契約更改で複数年契約を提示し引き留めを図るとされるが、果たしてどうなるか。
1 2