【阪神】嵐のオフ再び? FAイヤー前年 近本光司の単年契約に注目高まる「理由」
近本は今季も献身的にチームを支えた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神のリードオフマン、近本光司が10日、契約更改交渉を行い、来季年俸3億7000万円(推定)、単年契約でサインしたと報じられた。
プロ6年目となる今季は141試合の出場、打率・285、6本塁打、45打点。19盗塁で自身5度目の盗塁王を獲得。低迷する打線において4番を任される時期もあるなど、献身的にチームを支えた。
また先に大山悠輔のFA宣言から残留が決まったばかりのチームにおいて、今オフの最大の注目とされたのは近本の契約更改交渉の内容だった。
来季が国内FA権を取得する虎の主力に対して球団も複数年契約を提示し、引き留めに図るとされていたが、今回は球団からの大型契約を断り、単年契約を選択したとされる。
近年では多くの球団において、主力のFAイヤー前年度に複数年契約を結ぶことで流出を防ぐという流れは一般的になりつつある。
そんな中、阪神が誇るリードオフマンが単年契約を選択したことは、来オフの動きをめぐって球団もシーズン中も神経質な動きを強いられそうだ。
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