「S級スターは韓国が強い」韓国誌がライバル日本との比較を展開 欧州組には「存在感はソン・フンミンに及ばない」
成長著しいタレントを揃える日韓両チーム。そんな両軍の戦力状況を韓国誌が比較した。(C)Getty Images
来年1月にカタールで開催されるアジアカップ。文字通りアジアの頂点を巡る戦いに向けては、出場各国が準備を着々と進めている。
森保一監督が率いる日本代表はまさに絶好調。今月17日のチュニジア戦に2-0と勝利したサムライブルーは国際Aマッチで6連勝中だ。しかも6戦で24得点とゴールラッシュを展開。史上最多5度目のアジア制覇に向けても視界は良好と言える。
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そんな日本の好調ぶりに警戒を強めるのが、宿命のライバルと言える韓国だ。ニュース誌『時事ジャーナル』は「韓国と日本がアジアカップの決勝で対戦したら?」と銘打った記事を掲載。国際Aマッチ6連勝中の日本と、今年2月に就任したユルゲン・クリンスマン監督の下で3連勝中の韓国との比較を展開している。
両国の現状について「カタール・ワールドカップでベスト16入りし、“脱アジア級”とも言われる日韓両国が今対決するとしたら、どうなるだろうか。直近の戦績だけを見れば、日本が圧倒的に優勢だ」と断言する同誌は「A代表では2021年、22年と日本が続けて3-0で勝利した。年代別代表でも、日本が3ゴール差の大勝を収めることが相次ぎ、韓国サッカー界は危機感に包まれた」と記した。
一方で「最近ではU-20代表とアジア競技大会の代表チームが直接対決で連勝し、トラウマはある程度吹き飛ばした」と強調する同誌は、日韓両代表の主力を担う欧州組の状況にもメスを入れ、各リーグを代表するスター選手の数は韓国のほうが多いという見解を示した。
「2021年の韓国は、新型コロナウイルス流行の余波でソン・フンミンをはじめとする欧州組がまともに代表活動に参加できなかった。韓国はソン・フンミン、ファン・ヒチャン、イ・ガンイン、キム・ミンジェら主軸が日韓戦でことごとく機能できていない。10月の国際Aマッチ2試合で証明されたように、彼らがまともにプレーすれば、チームの力はレベルが変わる。