「実力差は歴然だった」オープニングラウンド敗退の韓国 日本、台湾に敗れたチームを母国メディアが辛辣批判「世代交代を進めた結果がこれだ」【プレミア12】
同メディアは、「韓国とアメリカの野球が国際大会で続けて恥をかいている」と報じながら、「両国はプレミア12において若手有望選手を中心にチームを構成したが、その結果『サンドバッグ』と化してしまった」などと辛らつな言葉を並べた。
また、「韓国はオープニングラウンドで台湾と日本に敗れ、早々に脱落した。一方のアメリカはオープニングラウンドを辛うじて通過したものの、スーパーラウンドの第1戦と第2戦で日本と台湾に大敗を喫した」として、両国の戦いぶりを振り返っている。
さらに自国代表チームへの印象についても、「韓国の台湾戦での敗北は衝撃的だった。マイナーリーグの選手を総動員した台湾相手に、いわゆる世代交代を進めた若手選手たちのプレーは力不足だった」と指摘。続けて、「経験を積ませることが目的とはいえ、実力の差は歴然としていた。彼らが今後、台湾に勝てるかどうかも不透明だ。年齢だけで急速な世代交代を進めた結果がこれである」と断じており、「これはプレミア12を軽視した代償だ」と苦言を呈している。
アジア勢3か国の中でも、今大会では日本、台湾の後塵を拝する結果となった韓国。悔しさとともに得た教訓を今後、2026年WBCや2028年ロサンゼルス五輪で生かすことができるだろうか。
[文:別府勉]
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