ドミニカの練習風景を視察する韓国ナイン(C)Getty Images
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、現地時間3月13日から、いよいよ準々決勝ラウンドがスタート。1次ラウンドを勝ち抜けた8チームが負けたら終わりの戦いに挑む。
【動画】米実況が「日本を離れる時に最も辛いこと」を告白 公開した“涙の別れ”の映像を見る
全4カードともに注目に対する中で、小さくない話題を集めているのが、ドミニカ共和国と韓国のマッチアップだ。前者は1次ラウンドを4戦無敗で突破し、得点(41)、チーム打率(.313)、本塁打数(13)、OPS(1.130)と凄まじい破壊力で他国を圧倒した。一方で後者は2勝2敗で苦闘。オーストラリアとの最終戦で7-2と勝利したことで、起死回生の8強進出を決めていた。
フアン・ソトやブラディミール・ゲレーロJr.、フェルナンド・タティスJr.、フリオ・ロドリゲス、マニー・マチャドらが揃うドミニカ。ロースターの純粋なタレント力を考えても韓国との地力の差は明白と言える。ゆえに下馬評は大きな偏りを見せている。米メディア『The Athletic』は「韓国は日本との対決で脅威的な姿を見せ、十分に力のある所は証明しているが、ドミニカに勝つほど強いチームではない」と断言。そして、「ドミニカの野手陣は、あまりにも強大で、おそらくビデオゲームのようにボコボコにされる」と論じたのだ。
皮肉めいた形で一方的な敗北を展望する言葉に、韓国メディアは黙っていなかった。スポーツサイト『SPOTV News』は「戦力差が大きいという指摘自体は理解できるが、『テレビゲームで最弱チームを相手にするように粉砕される』という表現は、我々のプライドを刺激する」と憤怒。「メジャーリーグのオールスター級の打者を並べたドミニカと、KBOリーグ主体の韓国との対戦という意味では、評価が完全に間違いとは言えないだろう」としながらも、「競争相手としてすら見ていないような表現は問題だ」と反発した。