「アメリカと日本だけでやればいい」日米優遇の現状を“茶番”と糾弾 敗退決定の韓国メディアが大会運営を疑問視「他国が脇役となる不平等」【WBC】
ドミニカに敗れた韓国国内では大会への不満が噴出した(C)Getty Images
WBCの仕組みは「奇妙ですらある」
現地時間3月13日、米マイアミのローンデポ・パークで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で、韓国代表はドミニカ共和国代表に0-10で敗北。ショッキングなコールド負けによって、大会から姿を消した。
【動画】韓国投手陣崩壊 ドミニカがコールド勝利を決めたサヨナラシーン
2009年大会以来となる1次ラウンド突破を果たしながらの敗退。ドミニカに地力の差を見せつけられた韓国国内では、さまざまな総括がされ、ナインの奮闘があらゆる角度から分析されている。そうした中で一部メディアから疑問視されているのが、WBCの運営だ。
13日に韓国ニュースサイト『Financial News』は、日本とアメリカにだけ、主催者側が“恩恵事項”を与えていると指摘。「いっそのこと2チームで3戦2勝制のシリーズでもやればいい。“日米決勝”を強いるWBCの茶番」と辛辣な言葉で異論を唱えた。
同メディアが問題視したのは、日本とアメリカの対戦表だ。
両国は準々決勝に進出した場合、1次ラウンドの成績を問わず、無条件で対戦表の第2試合と第4試合の枠に固定配置される。それにより決勝まで直接対決はなくなる。この措置を「参加20か国のうちアメリカと日本だけだ」と断言する同メディアは、「勝ち上がれば、無条件で決勝戦まで対戦できないように初めから操作されている」と糾弾。他の18か国とは違って優遇されている状況を問題視した。
そのいびつさを伝える同メディアは、「スポーツが世界中の人々の胸すく理由はただ一つ、出発点が同じだと信じるからだ。いくら客観的な戦力で遅れを取る“ダビデ”でも、ルールの中ではゴリアテと平等に汗を流すのだ」とも指摘。「サッカーのワールドカップが偉大な理由はそこだ」とし、WBCの仕組みを「奇妙ですらある」とした。
「主催者は、MLBが大会を主導し、日本の巨大企業がグローバルスポンサーとして資金を出しているために『ある程度の恩恵を受けるのは理解しろ』という論理だ。しかし、それは他の参加国が流した汗を侮辱するような仕打ちではないか。
韓国は投手たちが肘を犠牲にした死闘を繰り広げ、ドミニカ共和国も決勝戦さながらの激戦を続けてきた。彼らのように正々堂々と戦う国々は、仮に勝ち進んでも、“日米決戦”を成立させるための引き立て役扱いにされる」







