「夢をかなえる原動力は怒りだった」韓国バドミントン協会内紛か 女性金メダリストが悲痛な訴え 「失望が大きかった」協会に対し国も調査に乗り出す構え【パリ五輪】

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 その後もパリ五輪に向けて調整を続けたが、「協会はとても(ケガを)軽微なものと考えて失望が大きかった」と十分なケアがなかったと不満を漏らしたとされる。

 その上で「これ以上代表チームを継続するのは難しいのではないかと考える」と代表引退をほのめかすなどしたことで、韓国国内でも爆弾発言として、大きく注目を集めている。

 同メディアによれば、同協会の運営に関しては過去にも「選手がエコノミークラスで移動なのに、幹部はビジネスで移動」「派遣した選手より、幹部のほうが人数多い」「肝心の試合を見ずに帰った」など悪評が取りざたされたこともあり、今回のアン・セヨンの告発により、過去の報道も一気に拡散され、ついには政府が調査に乗り出す事態にも至ったとされる。

 韓国メディア「スポーツソウル」によれば、アン・セヨンの告発を政府も把握、担当の文化体育観光部がパリ五輪が終わり次第、調査に乗り出し、結果に基づき協会に対し、適切な改善措置を取ると発表があったと報じている。 

 決意を持った告発は代表入りした2018年から準備していたことも明かしたアン・セヨン。インタビューの中では「夢をかなえるまでの原動力は怒りだった」と協会の体質を徹底的に批判した。

「韓国バドミントンはもっと発展することができると思うが、今回金メダルが1個しか出てこない理由について反省すべき時点が来ているようだ」と厳しい目を向けたとされる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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