広陵の甲子園途中辞退 マレーシア有力紙が異例の事態を詳報「日本の高校がいじめ問題で人気の野球大会から撤退」
同紙は、その後に事件の詳細を記した感情的なSNS投稿が拡散し、辞退を求める世論が高まった経緯にも触れた。さらに、ネット上では根拠のない別の暴力疑惑まで広がり、同校の堀正和校長が「事実に基づかない推測で、関係ない生徒への中傷も含まれる」と警告したことや、一部生徒が登下校中に追跡被害を受け、爆弾を仕掛けるとする脅迫まで寄せられたことも報道している。
『New Straits Times』では、堀校長が「私たちは辞退を決断し、教育方法の抜本的な見直しを迅速に進める」と述べたことや、日本高野連が広陵の決定を「極めて遺憾」とし、暴力やいじめ、不合理な上下関係根絶への姿勢を強調したことも取り上げられた。
同紙でも、選手間の暴力スキャンダルを理由に、大会途中で辞退するのは初めてだと指摘。衝撃は日本国内にとどまらず、海を越えて広がっていると結んでいる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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