「原因は鉄製ドア」甲子園辞退の広陵が文春報道に“全面反論” 「集団暴行の事実はありません」中井哲之監督の隠蔽も否定
さらに、中井哲之監督による「隠蔽」疑惑にも反論。監督は入院先を訪ね、「少しでも早く良くなって野球を頑張ろう」と声をかけたが、暴力を前提とするやり取りや口止めは「ない」と強調。同日には野球部長らもA氏と父親に謝罪しており、「隠蔽の動機は存在しない」とした。
一方で学校は、すでに認定・公表している「部員間の暴力を伴う不適切行為」については「改めて調査」を予定。硬式野球部の指導体制を抜本的に見直す方針で、第三者委員会などによる調査には全面協力すると表明した。
大会辞退の衝撃が冷めやらぬ中、渦中の名門は真っ向から反論。最終的な事実認定は、現在進行中の第三者委員会の調査結果に委ねられる。真相の全容が明らかになるまで、学校、関係者、そして世論はその報告を待つことになる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】波紋を生んだ広陵の異例辞退をどう受け止めたか? 高野連会長が訴えた事案解決への“追求”「暴力や暴言、いじめがない健全な高校野球を」
【関連記事】広陵の甲子園途中辞退 マレーシア有力紙が異例の事態を詳報「日本の高校がいじめ問題で人気の野球大会から撤退」
【画像・大学野手編】押さえておきたい「2025ドラフトの目玉」たちを厳選! 注目選手の写真&寸評を一挙紹介
1 2






