ゴールドマン・サックス入社よりもカブスマイナー挑戦 慶大野球部だからできる「最高の決断」
そして、こう続けるのです。
「常松は卓越した語学力とコミュニケーション能力を持った若者です。確かにゴールドマン・サックスは就職先として難関ですが、日本と違い、米国では新卒でなくても目を引くキャリアがあれば、一流企業への就職は可能です。そして、MLB球団への入団は今しかできない。マイナーとはいえ、カブスの一員として自ら体験できたことは、一生において最高の宝物になるでしょう。ビジネスの世界には、現役を終えてからでも十分間に合う。常松のような能力のある若者だからできる、『最高の決断』なんです」
そして、卒業後は「慶大野球部」のネットワークが、常松をサポートしてくれる点も、見逃せません。
「慶大は野球部に限らず、卒業生の結束が固く、ビジネスの上においてもプラスに作用していきます。今回、スポーツ新聞がその進路を大々的に報じたことで、常松は慶応の卒業生の中でも『希望の星』となりました。この知名度はビジネスの世界でどんなに頑張っても、なかなか獲得できるものではない。いろんな意味で、よき決断をしたのではないでしょうか」
正式契約は来年1月中旬以降と報じられています。その奮闘に、たくさんの声援が注がれそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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