来季は勝負の年になる日ハム・清宮幸太郎 バッティング”以上”の課題を克服できるか
加えて、エスコンフィールドに本拠地を移したことも影響している。慣れない新球場でのプレーに苦戦しており、日本ハムは12球団ワーストの94失策と、清宮に限らずにチーム全体で守備のミスが目立った。とはいえ、出場試合が100試合を下回ったにもかかわらず、リーグワースト2位にランクインしたことを考えると、清宮の守備にはかなりの不安があることがうかがえる。
日本ハムは守備のミスから勝てる試合を取りこぼすケースは少なくなく、守備力強化は喫緊の課題。新庄監督として、とにかく結果が求められる来シーズン。あまり打撃の調子が上がらなければ、2年間出場機会を与え続けた若手スラッガー候補であったとしても非情采配を振るう可能性は否定できない。
怪我をせず打撃の状態を上げつつ、守備面での成長も求められる清宮。課題は山積みではあるが、それらを全て乗り越えるポテンシャルを秘めており、攻守に躍動する清宮の姿を心待ちにしたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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