「メジャーでも最も『クール』な球だ」冴えわたる千賀滉大の”ゴーストフォーク”を米メディアが激賞!
同メディアは、9日のマーリンズ戦、2回に3つのアウトをいずれもフォークによる空振り三振で奪ったシーンを振り返っており「センガがマーリンズの3人を嘲笑うかのようなフォークを披露した」と綴っており、さらに「この球種は極めてクールだ」と評した。
また「ニューヨーク・メッツの新人投手、コウダイ・センガは、今シーズンはまだ2試合しか先発していないが、その登板で2つのことを明確にした。彼のゴーストフォークはメジャーリーグで最もクールな球の一つであり、打者にとって非常に厄介なピッチングとなっている」とパフォーマンスを称えている。
他にもメッツの地元メディア『NEW YORK POST』でも2度目の登板の翌日の記事で「MLBキャリアで再び対戦相手を支配した」と称賛。また、この記事では、初戦よりも2試合目が速球の割合が多かったと分析しており、千賀本人のコメントとして「フォーク以外の球種を織り交ぜることが重要」と語ったことも掲載している。
もちろん千賀の武器はフォーク以外にも、150キロを超えるストレートやスライダー、カットボール等も備えており、何れも一級品のキレを放っている。だからこそ、要所での落差のあるフォークが今後、さらに活きてくることも間違いない。お化けの様に目の前から消える決め球で、メジャーの強打者を翻弄する千賀のピッチングからは今後も目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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