有原航平が目指すのはMLB再挑戦か 前回移籍時に3勝で終わった33歳の“可能性”を米メディアが分析「確かな勢いをつけている」
33歳という年齢を考えると、MLB復帰の道のりは平たんではない。ただ、昨オフにオリオールズと最高35万ドル(約5250万円)のオプションが付帯する1年1300万ドル(約20億円)の契約を手にした菅野智之のような例もある。
当時35歳だった右腕もパワー不足などの懸念がありながら、抜群の制球力とイニングイーターとしての能力が評価され、メジャー契約を勝ち取った。“ルーキー”だった菅野とは立場は異なるが、有原も安定感には事欠かない。「単年契約ならば」と、鵜の目鷹の目の米スカウト陣の網に引っかかる可能性はゼロではないと言えよう。
また、今オフのMLBにおけるFA市場は先発投手の大物が決して多いわけではない。ゆえに中程度の費用で実績豊富な投手を手に入れたい球団が、「確かな勢いをつけている」と評される有原の獲得に興味を示しかもしれない。
無論、NPBの他球団も関心を寄せる。すでに巨人などが動向を注視していると報じられ、日米間での競争は必至の情勢だ。
果たして、有原はどう動くか。彼の動静は今オフの小さくないトピックとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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