山田邦子が還暦記念公演「出し惜しみせず、みんなに笑いを届けたい。死ぬ気で頑張ります」
タレントの山田邦子が26日、新宿・紀伊國屋ホールで行われた、芸能生活40周年&還暦記念舞台「山田邦子の門2020〜クニリンピック〜」の囲み取材&公開ゲネプロに出席。
今作品への思い、さらに独占インタビューでは今回初めて行ったという、クラウドファンティングについても語った。
お客様も私たちも工夫をすると出来るんだ
昨年の続編として、今年5、6月に行われる予定だった今作品は、新型コロナウイルスの影響により延期に。
延期が決定した当初の心境について、山田はこう話す。
「もう開催できないと思いました。もうがっっかりしましたね。ポスターを作って、稽古を始めようとしていたくらいだったので。でも、今はなんとも思わないです。もう最高に楽しいから。」
一時は開催が危ぶまれたものの、11月への延期が決定。
開催決定時の心境について山田は
「5、6月に予定していた公演が流れた時は世界中が大変な時でもあり、先の見えない絶望感がありましたが、11月に決まった時は本当に嬉しかったです。」
と、世の中が大変な状況のなか開催できる喜びをあらわに。
さらに、コロナ禍で、演劇のハードルが高いなか、改めて開演できる今の気持ちを聞かれると、
「6月に予定されていた大阪公演が中止になってしまいましたので、今回はオンラインもあります。
演劇をやる側は皆厳しいと思いますけど、お客様も私たちも工夫をすると出来るんだということまで行き着いたと思います。100%じゃないかもしれないけど、それでも今回かなりいい例になるんじゃないかなと思います!へこたれないで元気にやりたいなと思います。」
と、この状況下でも山田らしく前向きな言葉が飛び出した。
しかし、舞台の延期開催は決まったものの、多大な損出を抱えることに。
そこで、プロデューサー・水木英昭氏の提案で、クラウドファンディングを実施。
ファンや関係者などから、およそ260万円の寄付があったという。
これについて山田は、
「皆さん、それぞれが収入が激減し大変な状況なのに、私たちを、演劇界を支えてくださる気持ちに心から感謝しております。がんばれます。」
と、感謝の言葉を口にした。