緊急事態に立つ!グリフィン離脱 チームの救世主となれるか 注目集める「桑田チルドレン」の存在とは
堀田は昨年わずか救援登板の3試合のみと不振に終わったことで台湾ウインターリーグに志願参加。武者修行のかいもあって、球威で押すピッチングが復活。
今季はオープン戦でリリーフとして5試合に登板し、計5イニング無失点。150キロ台の速球とチェンジアップのコンビネーションも冴え、3月2日に台湾で行われた球団創設90周年親善試合・中信ブラザーズ戦でも9回に登板し、1回を無安打2奪三振無失点と完璧な投球を見せていた。一時は故障のため、開幕が不透明だった大勢にかわり、代役守護神に浮上したこともあった。
開幕1軍入りを果たした後もリリーフとして安定した投球を続ける中、6日のDeNA戦ではグリフィンが4回に降板後、4番手として3イニングを投げ、力のある直球を武器に2安打1失点とロングリリーフを務められたことも白羽の矢が立てられる要因となったようだ。
開幕早々、先発ローテーションがスクランブル状態に陥ったチームではあるが、堀田も当初は、チームを背負って立つエースにと期待されて入団した経緯がある。若き剛腕がめぐってきたチャンスをものにできるか。登板予定とされる13日の広島戦(東京ドーム)のピッチング内容が大きく注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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