大谷翔平に2本差をつけるリーグ最速50号…シュワバー、11試合ぶりアーチにも冷静「たまたま結果に結びついただけ」「一喜一憂しても仕方ない」
シュワバーはここ数試合で「打席でやりたいことができている」と語った(C)Getty Images
二刀流スターのライバルが止まらない。
現地時間9月9日、フィリーズのカイル・シュワバーは、本拠地シチズンズバンクパークで行われたメッツ戦に「2番・DH」として先発出場し、7回に11試合ぶりの50号3ランをマーク。ナ・リーグ最速で50本塁打に到達しており、1シーズンでこの大台に乗るのは、球団史上2人目、MLB史上34人目の快挙だ。
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第3打席まで無安打に抑えられていたシュワバーだが、7回二死一、二塁の第4打席では、メッツの2番手右腕ジャスティン・ヘーゲンマンと対峙すると、カウント3-1からの5球目、甘く入ったカットボールをフルスイング。この打球がぐんぐんと伸びていき、打球速度110.4マイル(約177.7キロ)、飛距離437フィート(約133メートル)を計測するバックスクリーン左への特大アーチとなった。
試合後、地元ラジオ局『KYW Newsradio』でレポーターを務めるデイブ・ウラム氏は、自身のXを更新し、取材に応じたシュワバーの様子を公開。その中でフィリーズの主砲は、「クールな瞬間だが、まだまだ試合は続いていく。このチームが目指す場所にたどり着くよう、毎日全力で取り組んでいきたい」と気を引き締めている。
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