阪神に訪れた“困ったとき” 「コーチ未経験」でも藤川球児新監督の電撃招聘が「必然」と考えられる理由

タグ: , , , , 2024/10/15

日米両球界で学んだ「野球のイロハ」

 現有戦力の底上げと選手育成の両軸を求められる状況。ここで、現役時代から説得力十分の言動でもチームを鼓舞してきた藤川監督がキーパーソンとして抜擢されたのは「必然」と言えよう。現状で彼以上の適任者はいない。

 たしかに44歳の新指揮官に指導者経験はない。だが、守護神として紙一重の局面を幾度も経験しながら現役時代に日米両球界で野球のイロハを学んだ。引退後には編成業務にも携わり、ドミニカ共和国や米国で新外国人調査を行った。その経験は間違いなく唯一無二であり、世間の厳しい声にも晒される「阪神の監督」という特異なタスクにも好影響をもたらすはずである。

 近日中に記者会見を実施するという藤川監督。人気球団ゆえに求められるタスクは大きいが、そんなことは百も承知であろう彼がいかに自らの経験、そして野球観を選手たちに落とし込むか。まずは指揮官になっての第一声に注目したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】岡田体制の終結から1日で藤川球児新監督が誕生 若虎の信望も厚い“兄貴分”に虎党も反響「コーチ経験はないけど大丈夫?」

【関連記事】「心を折られた」 清原和博氏が認める"すごい"と感じた「日本人投手3人」の名前とは

【関連記事】勇退する岡田彰布監督も問い続けた 寂しい終戦を迎えた阪神はFAイヤーを迎える「捕手問題」にメスを入れるか

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム