大谷翔平を諦め、“韓国のイチロー”を獲得? イ・ジョンフの去就を韓国メディアが推察「オオタニも欲しいが、現実的」
今オフの移籍市場で小さくない注目を集めているイ・ジョンフ。(C)Getty Images
来る12月4~7日(日本時間5~8日)にテネシー州ナッシュビルでウインターミーティングが開催される。MLB球団のフロント代表、チームオーナー、ゼネラルマネージャー(GM)、監督、チームスカウトに加え、代理人など球界関係者が一堂に会する“イベント”は、来季以降のチーム強化のため、選手の獲得、トレード交渉などが行なわれる。
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無論、代理人たちにとっては契約する選手を売り込む貴重な交渉の場だ。とりわけ今冬に小さくない注目を集めているのは、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平だろう。ネズ・バレロ代理人の厳重な情報統制のもと、水面下で進んでいるとされる契約は一部で6億ドル(約873億4000万円)を超えるとも報じられ、人々の関心を集めている。
ただ、去就が注目されるスターは二刀流の天才だけではない。今オフに韓国からポスティングによるメジャー移籍を決めた“サラブレッド”にも米球界の関係者から熱視線は向けられている。キウムに所属していたイ・ジョンフだ。
元中日のイ・ジョンボム氏を父に持つイ・ジョンフは、22年シーズンには首位打者(.349)と打点王(113)の二冠を達成。さらにリーグMVPも獲得するなど名実ともに韓国球界のトップスターへと成り上がった。