「厳しさも十分に理解している」レッドブル昇格のローソン 絶対王者と比較される環境は「学ぶこともできる」
冷静な想いとともに、これまでと大きく変わるシチュエーションを受け、「でも最終的には、世界最高のドライバーと比べられる環境があるし、そこから学ぶこともできる。これ以上にいい環境はないだろう。自分にとっては、全セッションやデータにアクセスできるし、そういうことをすべて見られるのは非常に大きい」と前向きな言葉も並ぶ。
そして、エースドライバーであり、4年連続タイトル獲得のフェルスタッペンとの関係についても、「昨年、ザントフォールトでリザーブとして参加したときには、些細なことでも、主に彼が取り組む姿勢についていくつかアドバイスを授けてもらった」と過去のやりとりを明かしており、「彼は明らかに車の外では非常にリラックスした人物で、多くのプレッシャーを跳ねのける方法を心得ている」として、“絶対王者”の印象をそう表現している。
コンストラクターズタイトル奪還も見据えるレッドブルで来季、ローソンがどのような存在感を示すか。自らの走りで周囲の評価を覆す、ビッグチャレンジが始まろうとしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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