「困ったときに4番を打てるやつがいない」歴史的低迷を招いた西武で獲るべきドラ1候補とは? 球界OBから熱烈推薦される右の強打者の存在

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 高木氏は「西武はクリーンアップを打てる人間を獲らなきゃいけない」とした上で、「右の大砲」として具体的に強打が魅力とされる大阪商業大の渡部聖弥を推す。

 理由としてはチームには「困ったときに4番を打てるやつがいない」とした上で、獲得したからにはクリーンアップ起用を想定し、徹底的な「4番英才教育」を行うべきとした。

 西武では中村剛也の後を継ぐ長距離砲として近年も2020年にドラフト1位で渡部健人、22年にも大型外野手としてドラフト1位で蛭間拓哉を獲得と打撃強化に努めてきた経緯はある。

 しかしいずれにせよ、パンチ力に欠け、伸び悩んでいるとあって、起爆剤となる新戦力が求められている。

 大商大の渡部といえば、大学日本代表の4番も務め、高校通算30本塁打を記録、こちらも注目候補の宗山とは広陵高校時代に寮で同部屋だったなど、良きライバルだったことも知られている。

 右の強打者は多くの球団が求める補強ポイントでもあり、渡部も走攻守に優れているとあって、いずれにせよ上位指名で消えると見られる。

 果たして運命のドラフトの結果は? 西武は山賊打線復活につながるような選手を獲得できるか。12球団の補強内容に注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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