「まるで子どものサッカーだった」黒星続きのリバプールをクラブOBが酷評 プレミア制覇を逃したら「我々は笑いものだ」

リバプールが優勝の最右翼であることに変わりはないが…(C)Getty Images
プレミアリーグ首位を走るリバプールは現地時間4月6日、リーグ第31節でフラムと敵地で対戦し、2‐3で敗れ、今季2敗目を喫した。先月のチャンピオンズリーグ(CL)とカラバオ杯の敗退も含め、公式戦ここ4試合で3敗と、シーズン終盤で黒星が重なる結果となっている。
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フラム戦では序盤で先制した後、前半で3点を奪われるというまさかの展開に。そこからビハインドを跳ね返すことができず、リーグ戦でおよそ7か月ぶりとなる黒星が記録された。リバプールはこの試合を終え勝ち点73、2位アーセナルの62とは11の差があるためリーグタイトル獲得に向け優位は変わらないものの、このショッキングな内容での敗戦を受け、現地では危機感を訴える声も上がっているようだ。
1980年代にリバプールでプレーし、元アイルランド代表としても活躍したジョン・オルドリッジ氏が、リバプールの現状を分析。同氏による見解が、クラブ地元メディア『LIVERPOOL ECHO』により伝えられている。
リーグ今季2敗目を喫したフラム戦の内容についてオルドッジ氏は、「前半のパフォーマンスには本当に驚かされた。ゴールを除けば、あまりにも雑だった。まるで子どもがやっているようなサッカーだった」などと酷評。また、苦戦が目立つ最近の戦いぶりには、「他のチームや監督たちがアルネ・スロットの戦術を読み解いてしまった可能性もある」などと指摘する。