ブラジルの大手メディアがJ1優勝争いを展望「広島が町田のおとぎ話を終わらせるか」
加藤のオフ・ザ・ボールの動きを称えた同メディアは、「ピッチのあちこちに脅威がある」として広島の得点者にも着目。大橋の退団後は特定のスコアラーに依存せず、合計14選手がゴールを奪っているなかでも、CBながら4得点の中野就斗を「柏レイソル戦の先制ゴールのように足下でのボールさばきや攻撃の質も際立つ」と絶賛した。
27節の名古屋グランパス戦で中野のアシストから加藤が決めたゴールなど、華麗なコンビネーションからの得点も光る広島。『globo』で記事をまとめたブラジル人記者のチアゴ・ボンテンポ記者は、「広島が今のJリーグで最高のサッカーをしていることに疑いの余地はない」という持論も展開しているが、「日本ではタイトル争いが予想外の結果になることがよくある傾向としては、最後まで拮抗した戦いになりそうだ」という冷静な見解も示している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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