オコエ瑠偉、巨人を自由契約の背景 レギュラーや出場機会へのこだわりが要因か
表面上だけなぞれば「円満退社」ですが、スポーツ紙のデスクはチーム内でオコエが置かれている状況を、こう分析します。
「今オフ、日本ハムからFAで同じ右打ちの松本剛選手が加入することからも、オコエ選手がレギュラーの座や出場機会に不安を抱き、他に新天地を求めたというのは分からなくはないです。外野は松本選手の他にも、ベテランの丸選手に、助っ人のキャベッジ選手、内野からコンバートした中山選手、『ジョージ』こと佐々木選手、勝負強い若林選手、2022年のドラフト1、2位コンビの浅野選手に萩尾選手と、ハイレベルなサバイバルになりそうだからです」
そして、こう続けるのです。
「阿部監督はオコエの実力を評価して、今年もまあまあのチャンスを与えてきました。その結果、61試合に出場し、打率.246、0本塁打、5打点と目立った成績を残せなかった。中でも得点圏打率が27打数3安打の打率.111と悪かった。プロ野球選手は個人事業主。退団を決断したからには、自らの信じた道を行くしかないでしょう」
希望する海外のチームと、いいマッチングができるか。新たな野球人生に注目していきましょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】日本での「28.6%」が示す村上宗隆の“欠点” 米記者がNPB三冠男の可能性を分析「今のままでは本塁打を打つか、打てなくなるかのどちらか」
【関連記事】メジャー現地の声は村上、岡本より、今井達也! 米メディアのFA格付けで西武の27歳右腕が軒並み最高評価
【関連記事】米球界で「6年231億円」と評価爆騰の今井達也 エース流出でも西武が動いた理由 ヤ軍も参戦する“リスクの小さい契約事情”






