日米通算198勝、田中将大が中日戦で見せた"気配り" にじみ出る責任感…「勝たせたくなるよな」
周囲への感謝の気持ちを示すシーンも多い田中将大(C)産経新聞社
またも勝ち星に届かなかった。
8月13日の中日戦に先発した田中将大は5回7安打3失点(自責0)。味方の失策にも足を引っ張られる形となった。
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中5日での再びの先発マウンドとなった田中は飛ばしていく。最速148キロの直球、スプリット、スライダーと制球良くまとめ、4回まで無失点。走者を出しながらも粘り強く投げ、中日打線を封じ込める。
そんな田中を打線も援護する。初回、ベテランの丸佳浩が先頭打者弾を放つと、無死満塁からバッテリーを組む岸田行倫がセンターへ犠飛をマーク。さらに一死二塁から中山礼都の適時二塁打とたたみかけ、初回に3点を奪う。
そして迎えた5回。勝利投手の権利がかかったマウンドの一死一塁の場面。山本泰寛のニゴロで併殺を狙った門脇誠の二塁への送球が高めに抜け、ボールが転々とする間に一塁走者が生還。1-3とされると、さらに一死二塁から上林誠知にも適時二塁打を許し、1点差とされる。さらに二死二塁からジェイソン・ボスラーにも中前適時打を許し、3-3の同点とされてしまう。
前回登板時も味方失策から失点につながったが、ここからベンチへ引き上げたときの姿が注目されている。
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