田中将大の日米通算199勝またもお預け…5回3失点も自責点は0 好守に救われ、拙守に泣いた
ところが、勝利投手の権利がかかった5回は味方の拙守に泣いた。1死一塁から山本泰寛の当たりは二塁前へのゴロ。これを捕球した門脇誠の二塁転送が悪送球となり、一塁走者の生還を許した。谷繁氏が「雑というか、体が投げる方向を向いていない」と断じた失策をきっかけに、田中も崩れた。
続く上林に右翼フェンス直撃の適時二塁打を許し、2失点目。2死後にはボスラーに対して、フォークが落ち切らず、中前タイムリーを許し、同点に追いつかれた。スコアボードに重い「3」が点灯し、田中も厳しい表情を浮かべた。
結局5回81球で3失点。自責点は0とやり切れない思いを抱えたまま、6回に投手交代を告げられた。2戦連続の好投も、白星が付かなかった36歳。悔しい思いを晴らすマウンドは、いつ訪れるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】巨人・田中将大、約3か月ぶりの1軍登板は及第点だったか 層の薄い先発陣、異様な東京Dの雰囲気…8月中に次の登板は来る!
【関連記事】阿部巨人に現れた、新たな28歳「勝負左腕」が話題 驚異の0.00、高速フォークも光る「落ち着いて、見ていられるな」
【関連記事】巨人28歳は「正捕手すぎるぞ」 打って1本塁打3打点、守って2度の盗塁阻止 解説の球団OB「いいキャッチャーになった」
1 2






