スノボ斯波正樹が不正ワックス問題に持論 “不可解”な失格処分に本音吐露「誰かが意図的に私を陥れる理由が、正直なところ考えにくい」【冬季五輪】
“空白の8時間”を再検証へ
さらに「全日本スキー連盟の正式な依頼文書に基づき、ワックスキャビン周辺の監視カメラ映像も受け取りました。映像形式や画角の制約から、第三者の関与を特定することは困難ですが、データ変換後、私自身およびスタッフがそれぞれ確認を行う予定です」と明かした斯波は、徹底解明に乗り出す意向を告白。前日午後10時過ぎにサービスマンにボードを手渡してから、翌早朝時にふたたび引き取るまでの約8時間に問題が起きていなかったかを再度検証するという。
ただ、「私はメダル候補と呼ばれる存在ではありません」と同競技における自身の立ち位置を語った斯波は、「そうした現状を踏まえても、誰かが意図的に私を陥れる理由があるとは、正直なところ考えにくいと感じています」と指摘。さらに毎シーズン2000万円以上の活動費を集めて活動している内情も明かし、「多額の自己資金を投じながら競技活動を続けている中で、毎試合フッ素検査が行われている状況において、自ら意図的に禁止物質を使用し、失格になりにいく理由は私にはありません」と強調した。
そして最後に「多くの報道で『斯波正樹、ワックスの不正使用』と書かれています。言葉としては、規則上は間違いではありません」と書き出した39歳は、こう続けた。
「そう受け取る方がいることも理解した上で、それでも私は、これまで通り競技と正面から向き合ってきたその事実だけは変わらないと、ここに記しておきます」
「『この経験があってよかった』。そう言える日が来ると、信じています」
果たして、真実は何なのか。本人が求める原因究明が進むことを願うばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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