「肩の痛みに悩まされていた」メジャー2年目を終えた吉田正尚が手術の可能性も 「問題の深刻さは明らかではない」と現地報
3年目の来季は誰もが認めるような活躍を見せたいところだ(C)Getty Images
吉田正尚が所属するレッドソックスは、現地時間9月29日(日本時間30日)、今季の全日程を終了した。メジャー2年目の吉田は106試合の出場にとどまり、打率「.280」、10本塁打、56打点という成績となった。
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左手親指の故障にも苦しんだ今季、指名打者として夏場より常時出場を続けたものの、3部門でいずれも昨季の数字を下回った。また、レギュラーシーズン最後の2試合を欠場した吉田について、コンディションに関しての気になる情報が伝えられている。
ボストンメディア『MassLive』は現地時間9月29日、吉田が右肩を痛めており、手術の可能性があると報じた。同メディアは、「ヨシダとレッドソックスの監督アレックス・コーラは、日曜日のシーズン最終戦後に、ヨシダが今シーズンずっと肩の痛みに悩まされていたことを認めた」とレポート。さらに、「今後の予定として、ヨシダはボストンのシーズン終了後のプロセスの一環としてMRI検査を受ける予定であり(おそらく火曜日)、その結果を元に対処を決定するようだ。何らかの手術が検討されているようだが、その問題の深刻さはまだ明らかではない」と綴っている。
他にも、スポーツサイト『Sports Illustrated』でも、「レッドソックスのシーズン最終戦でヨシダがラインアップに入っていなかったことは、一見すると少し不可解だった。しかし、実際には、ヨシダの欠場には大きな理由があり、それはボストンのオフシーズンに大きな影響を与える可能性がある」として、右肩の状況について言及し、「ヨシダは記者団に対し、手術が現時点での選択肢の一つであることを示唆した」と説いている。