吉田正尚とアレナドの“1対1トレード”を米記者が推奨 レッドソックスは「外野手の混雑を解消できる」「追加負担を受け入れる可能性も」
また、「アレナドとヨシダの1対1のトレードは、カージナルスとレッドソックス双方にとって理にかなっている」とトーマス氏が述べている他、「ボストンは、現三塁手ラファエル・デバースよりも守備が優れた強打の右打者を獲得し、外野手の渋滞を解消できる。一方、カージナルスはアレナドを放出することで節約し、若手打者たちに内外野でのプレー機会を十分に与えられる」として、双方のメリットを強調。
これらの見解を受け『Sporting News』でも吉田、アレナドがともに3年契約を残していると説明しながら、「2022年にレッドソックスと5年総額9000万ドルで契約したヨシダは、今後3年間の総コストで見るとアレナドよりもやや割安だ。しかし、アレナドが内野の柔軟性をもたらすことを考えれば、ボストン側が若干の追加負担を受け入れる可能性もある」などと綴っている。
両者の実績をみる限り、トピックの通り吉田とアレナドのトレードが行われた場合、大きな反響が起こることは間違いないだろう。だが、両チームそれぞれの事情を踏まえると、可能性も決して低くはないのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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