評価うなぎ上りの吉田正尚 “払いすぎ批判”を一変させる打棒に米メディアも感嘆「リーグ屈指のタフなバッターだ」
レッドソックスで主力打者として堂々の活躍を見せている吉田。彼への評価は現地メディアでも高まっている。(C)Getty Images
鳴り物入りでメジャーリーグ挑戦を決めたサムライが声価を高め続けている。今季からレッドソックスの一員となった吉田正尚だ。
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昨年12月に吉田と5年総額9000万ドル(約126億円)の大型契約を締結したレッドソックス。オリックスへのポスティングフィーを合わせれば1億540万ドル(約148億円)を投じた計算となるメガディールには、「払いすぎではないか」という懐疑的な見方もあった。事実、今季開幕直後に吉田が低調なパフォーマンスに終始した際には、一部の現地識者を中心に契約内容に批判的な声も上がった。
しかし、日本球界を代表するスラッガーは、この四半期で周囲の評価を一変させた。4月19日時点で、わずか1本塁打、長打も2本という成績だった吉田だが、同20日のツインズ戦で7試合ぶりのマルチヒットを記録すると、そこからは持ち前の打棒が爆発。現地5月19日時点で打率.299、出塁率.378、長打率.493、OPS.871、6本塁打、28打点と主軸としての役割を全うしている。
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