「本当にイライラするんだ」MLB通算221勝の大投手が直接対決前に寄せた大谷翔平への“願い” その真意は――
大谷への“敬意”を送ったシャーザー。その言葉に込めた想いとは?(C)Getty Images
現地時間10月24日、メジャーリーグはワールドシリーズが開幕。トロントで行われた第1戦は、敵地に乗り込んだドジャースが4-11でブルージェイズに大敗。初戦から大味な展開となった。
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今季の“覇者”を決める頂上決戦が熱狂の中で始まった。互いに多くのタレントを揃える両軍にあって、ひときわ注目を集めるのが、大谷翔平(ドジャース)だ。
二刀流を再始動させたレギュラーシーズンに史上初の「50-50(50本塁打&50奪三振)」をやってのけた偉才は、ポストシーズンでも存在感を放っている。地区シリーズ終了時点までは打率.158と精彩を欠いたが徐々に復調。現地時間10月17日に行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦では、これまた史上初の「1試合3本塁打&10奪三振」を達成した。
前人未到の快挙を成し遂げ続ける大谷。球界全体でも娯楽が尽きない男には、対峙するブルージェイズの選手たちからも畏敬の念が送られた。
「信じがたい存在だ」
誰もが口々に大谷へのリスペクトを示した。そうした中で試合前に行われたMLBの公式ネット局『MLB Network』などのインタビューで「投打二刀流」の価値を説いたのは、メジャーキャリア17年目の大投手マックス・シャーザーだ。






