元阪神ロハスJr.の日韓争奪戦に韓国紙が見解 “最高の外国人打者”によるNPB再挑戦に懐疑論「日本球団も再接近は慎重」
KBOでは、まさに「水を得た魚」。馴染んだ環境で真価を発揮した助っ人が、一度「ダメ助っ人」のレッテルを貼られたNPBで再びキャリアを構築すると決断を下せば、蜜月の関係と言われるKTウィズにとってもショッキングなニュースとなる。
韓国メディアでもロハスJr.の動静は注視されている。日刊紙『朝鮮日報』は「KTウィズは最高の外国人打者をふたたび逃す悲劇を迎えることになるのか」と書き出し、再契約について「(再契約を)しないというのはおかしい」と断言。そして、「我々はとにかく彼を望んでいる」という同球団のナ・ドヨンGMのコメントを紹介した上で、今回の争奪戦を次のように読み解いている。
「海外メディアが伝えるほど、競争状況は深刻ではない。ロハスは来年35歳になるが、メジャーリーグ球団がこの年齢の選手に契約を提示するケースはあまり多くない。さらに日本の球団も一度失敗した選手への再接近は慎重になる場合が大半だ。カギは待遇だ。両者が適正なラインで妥協点を探せば、KTウィズとの再契約発表もすぐに出るものと見られる」
韓国球界で異彩を放つベテラン助っ人はいかなる決断を下すのか。NPB復帰となれば、話題沸騰となるのは必至だが……。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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