助っ人内野手・チェイビスの補強で中日はどうなる? 奮起が望まれる選手は? 残り支配下枠の使い方は?
■残り支配下は「1」枠、投手の補強が有力か
さて、チェイビスの加入で支配下登録枠は「69」になる見込み。上限まであと1枠だ。今月末の登録期限までに「最後の1枠」をどう埋めるか。考えられるのは投手の獲得だ。
先発はローテの半分を35歳前後のベテランが担い、エース格の高橋宏斗がわずか2勝と不振。ぜひもう1枚加えたいところである。
救援は堅調だったが、今月に入り、松山晋也が上半身のコンディション不良で離脱。リーグ最多の28セーブを挙げるクローザーが不在になり、先の東北で行われた巨人2連戦はブルペン陣の不安を露呈してしまった。こちらも1軍に割って入れる実力者ならぜひ加入させたい。
外国人を獲りに行くのか、米国でプレーする日本人の争奪戦に参戦するのか、それともトレード実行か――。中日の動きからまだまだ目が離せない。
[文:尾張はじめ]
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