「もう過ちを認める時」ド軍25億円男に迫る“期限” 米メディアがスランプ抜けぬ現状に三行半「野球界で最悪の選手だ」
試行錯誤の日々を過ごしながらも成績が伸びないコンフォート(C)Getty Images
メジャーリーグもレギュラーシーズンが佳境を迎え、各地区で優勝とポストシーズン進出を巡る争い白熱する中、ドジャースのベテランスラッガーの立場が危うさを増している。今季からドジャースに加わったマイケル・コンフォートだ。
【動画】コンフォートより期待大?コールの移籍後初アーチをチェック
コンフォートは、昨オフに1年1700万ドル(約25億円)で加入。昨季にジャイアンツで22本塁打を放った巧打者は、他でもないデーブ・ロバーツ監督が獲得を望んだとされるが、開幕から今に至るまで低調なパフォーマンスに終始している。現地時間8月22日の試合終了時点で、打率はなんと.185。加えて9本塁打、OPS.610、長打率.317と全くと言っていいほど結果を残せていない。
ファンはもちろん、大枚を叩いた首脳陣の期待も裏切る格好となっているコンフォート。それでもなお彼を先発として起用し続けるチームには、現地メディアからも不満の声が上がっている。
ドジャースをこよなく愛し、日夜あらゆる情報を発信している専門メディア『Dodgers Nation』は「もうドジャースは過ちを認め、マイケル・コンフォートから脱却するべき時が来た」と辛辣なタイトルを打ったリポートを掲載。攻守で精彩を欠く32歳に厳しい現実を突きつけた。
「コンフォートが優れた守備力、あるいは驚異的なスピードを持つ選手であれば話は別だ。平均以上のスキルが1つや2つでもあれば、打撃の生産性の低さはある程度受け入れられる。しかし、『Baseball Savant(米データ専門サイト)』のデータを見るとスプリント速度で21パーセンタイル、外野の守備範囲で8パーセンタイル。つまり、コンフォートの走力は平均以下であり、野球界で最悪の守備範囲を持つ選手ということになる」






