「健康状態が大きな懸念材料だ」ド軍29歳救援右腕の去就に米注目 今季わずか11イニング、ポストシーズン登板なし「再契約せず、信頼性の高いリリーフ確保に動くことがブルペン再建の最優先事項」
コペックは今季わずか11イニングの登板にとどまった(C)Getty Images
ドジャースは球団史上初のWS連覇と歴史的な快挙を成し遂げ、来季に向けてのチーム編成も注目されている。
ドジャースでは今オフ、引退のクレイトン・カーショーを含め7選手がFAとなっている。
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ほかはキケ・ヘルナンデス、マイケル・コンフォート、アンドリュー・ヒーニー、マイケル・コペック、ミゲル・ロハス、カービー・イェイツの6人。
また今季はリリーフ陣の不調に悩まされたチームにとっては中継ぎ右腕のコペックの去就も注目されている。
米メディア『Sports Illustrated』では今オフ、FAとなるドジャースの7選手を特集。その中でコペックに関しては「2024年のトレード期限で獲得され、健康な時には素晴らしい投球を見せた」ものの、今季はシーズン中に2度のIL入りを経験。「ポストシーズンを棒に振った」「健康状態が大きな懸念材料だ」とつづられている。
コペックは昨年シーズン途中の7月にホワイトソックスからトレードでチームに加入すると、ワールドシリーズ制覇にも貢献とブルペンの大きな力となった。
しかし今季は右肩のインピンジメント症候群から始まり、7月には左ひざの手術、さらに勝負の9月にも右ひざの炎症で抹消と満身創痍のシーズンとなった。
今季は14登板で11イニングを投げ、防御率2.45、WHIP1.73に終わった。夏場は無失点と快投を続けた時期もあったが、ケガに泣いた1年となった。






