出場6試合もDeNA入団は「良い一歩だった」 米メディアがツインズとマイナー契約のフォードを称賛「横浜で運を試した」
DeNAの日本一に貢献もしたフォード。短命に終わった彼のNPB挑戦は米球界で評価されている。(C)産経新聞社
新年早々に決断を下した。去る1月2日、ツインズは今オフにDeNAを退団したマイク・フォードとマイナー契約を締結。2月初旬から始まるスプリングトレーニングに招待選手として参加する運びとなった。
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NPBでのプレー期間は長くはなかったが、それでもフォードの存在感は確かにあった。外国人枠の都合からチャンスは限られた中で2軍では41試合に出場し、8本塁打、OPS.709と活躍。迎えたポストシーズンでは1軍メンバーとして6試合に出場。1本のホームランを放つなど、DeNAの26年ぶりの日本一に貢献した。
FAとなった今オフは、多くの強打者を悩ませた「飛ばないボール」の影響を感じさせなかったパワーを見せたこともあって日本球界からのオファーもあった。それでも米球界復帰を模索していたフォードは、ツインズとのマイナー契約を選択した。
ただ、NPBでのやや乏しい成績から米メディアの期待はシビアだ。各国球界のありとあらゆる移籍情報を取り扱う専門サイト『MLB Trade Rumors』は「フォードは横浜で運を試してみた。だが、日本での時間は特に上手くいったわけではなかった」と厳しい見解を寄せている。
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