優勝の瞬間に“異様な静寂”…中国勢をなぎ倒した17歳・張本美和の戴冠に沈黙した重慶会場 卓球王国は危機感露わ
張本の優勝は中国に衝撃を与えた(C)Getty Images
3月15日、中国・重慶で行われたWTTチャンピオンズで、張本美和が史上最年少の17歳で優勝した。チャンピオンズとは国際卓球連盟によるWTTシリーズのうち、グランドスマッシュ、ファイナルズに次ぐレベルの大会。張本はこの大会で過去2度、決勝でいずれも日本選手に敗れている。2024年モンペリエ(フランス)で大藤沙月に、昨年11月のフランクフルト(ドイツ)で早田ひなに敗れた。これらの2大会はいずれも中国のトップ3(すなわち世界のトップ3)が出ていない状態での準優勝だった。
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しかし今大会、中国は自国開催とあって、世界ランキング4位の朱雨玲(中国からマカオに移住)を除く1位から7位までの全選手をすき間なく揃えてきた(どれだけ層が厚いのか)。これに対して張本の世界ランキングは8位。1人や2人倒したところで中国の優勝は動かないように見えた。
ところが、張本は驚異的に進化し続けるフォアハンドとバックハンドの連打で、文字通り彼女らをゴボウ抜きして優勝した。
準々決勝で、世界ランキング15位の石洵瑶を破ると、準決勝では2位の王曼昱と7位の陳熠を破って上がってきた大藤(11位)を破り、決勝では1位の孫穎莎と6位の王芸迪を破って上がってきた蒯曼(6位)を1時間を越すフルゲームの末に下した。







